同形異義語攻撃?

今日のごはん

"homograph attack" の訳語だそうです。いつもながら不勉強で、この訳語を見つけたときには「何かの間違いでは...」と思ってしまいました。サイトの URL なんかで、別言語の似たような文字を使ってユーザーをだまし、フィッシング詐欺のサイトなどに誘導する、ってことらしい。
コンピュータ翻訳をやっていると、頻繁に「これは間違いでは?」とか「これじゃ意味わかんない...」と思われる訳語に遭遇します。あまり適切でないけど(間違ってるけど)みんなが使ってるから定番になちゃった、ってものが多いかも(「定番」にはなってないけどよく見かける訳語ってのもあって、ややこしい)。だけど、かといって、英語のままとか全部カタカナにしちゃうってもの(ケースによってはあるけど)「翻訳」の意味ないし。でもでも、すばらしい訳語を自分で提案できるわけでもない...(これじゃイカンのですが)。
いつも思うのは、昔の映画のタイトルのステキさ。「風と共に去りぬ」とかさ。英語の意味から外れてないし、日本語独自の情緒もある。まぁ、情緒のあるコンピュータ翻訳やったら怒られそうだけど。いや、意外と受けるかも?

Today's Dinner
にんじんと油揚げの炊き込みごはん、キャベツとじゃがいものお焼き、ごぼうのポタージュ、白菜のしょうがじょうゆ