破壊的?非破壊的??

今日のごはん

翻訳をやっていると、ときどきとても不思議な日本語に出会います。これもその一例。「破壊的」とだけ聞くと、「彼の性格は破壊的だ」とか「破壊的な汚染」とか、モノ・コト・ヒトに使われることが多いという印象を私は持ちました。が、いまやっているお仕事では、あるソフトウェアの操作が「妨げられる」、「スムーズにいかない」というような意味で使われているのです(英語は destructive)。その逆が「非破壊的」です。
で、一応翻訳を生業としている者として、直訳では意味がわからん!と思って意訳しようと発注元の担当者の方にお聞きしてみたところ、「そうですねー、変ですねー。でも実は、業界によっては普通に使われているのですよ。私はもうマヒしてきちゃいました(笑)」とのこと。最終的には、意訳したほうが分かりやすいところは説明的に訳し、「破壊的・非破壊的」でも読み手が理解できそうなところはそのままとする、という方針になりました。
こういう「一見変だけど実は OK なんだよ」的な日本語辞書が欲しい...。

Today's Dinner
豆腐ときのこのオイスターソース炒め、にんじんサラダ、いわし団子汁、ごはん

りっくんが好きなものシリーズ(豆腐、きのこ、にんじん、いわし団子)にしたのに、全滅...。全然食べてないよ(;;)。